意外と知らない!?いろいろな株の買い方

2016年5月18日

簡単に言うと

  • 株の買い方には3パターンあります。
  • 「単元株で買う」「ミニ株で買う」「るいとう」の3つの違いについて解説します。

意外と知らない!?いろいろな株の買い方

株の買い方には次の3通りがあります。
・単元株で買う
・ミニ株で買う
・るいとう
ここではそれぞれの特徴を、よく理解できるよう、解説してみます。

「単元株」で買う

単元株で買う株を売買するときに、一定の株数を一単元とする株式を「単元株」といいます。 一単元の基準株数は銘柄によって違います。一般的に株式投資とは、この単元株での売買を指し、一単元以上の株式保有者を「株主」といいます。各証券取引所に上場している銘柄は、すべてこの単元株で取引されます。

以前用いられていた「単位株制度」を廃止し、「単元株制度」が 導入されたのは2001年6月の商法改正のとき(10月1日施行)。従来の単位株制度では、株式は額面50円なら1,000株、額面500円なら100株といったように、一定の単位でなければ売買できませんでした。つまり、個人投資家が株式を購入するには、まとまった資金が必要だったのです。また、会社が売買単位を引き下げるにも、一単位当たり純資産額5万円以上という規制により、実質的に下限が設けられていました。そこで、こういった規制をなくし会社が自由に売買株数を決められるように「単元株制度」が導入されました。たとえば、一単元が1,000株の銘柄で一株500円なら50万円ほどの資金が必要になります。

単元株で買うのは短期売買をしたい、市場が開いている時間に株式をまめにチェックして売買ができるとか、資金に余裕があるなどの人に向いています。単元株制度の導入によって、売買単位を引き下げる会社が増え、少額の資金でも投資できるようになれば、個人投資家層がますます拡がるという効果が期待されます。

「ミニ株」で買う

ミニ株で買うミニ株とは「株式ミニ投資」の略称。単元株の10分の1の株数で売買できる株式投資です。つまり、50万円の単元株ならその10分の1の5万円ほどで購入できます。単元株では購入できない銘柄や、これから値が上がりそうな銘柄を買って値上がりを待つとか、10万円くらいの資金で複数銘柄に投資して少しずつ買い増していくなど、いろいろな方法が考えられます。複数の会社に分散投資ができますから投資リスクも分散させることができます。

ただし、ミニ株は売買のタイミングに要注意です。売買の注文を出した翌営業日の寄付値での執行となります。ミニ株は一部の証券会社での取引になりますし、銘柄も証券会社によって違います。また、ミニ株では株主となりませんが、配当金や換金できるものなら、株主優待が持ち株数によって分配されます。

しかし、ミニ株は単元株より売買手数料が割高なので、低コストの証券会社を選ぶことも重要です。いずれにしても、ちょっと試しに株を買おうと考えている人には最適でしょう。

「るいとう」で買う

るいとうるいとう「株式累積投資(かぶしきるいせきとうし)」は、月1万円以上1,000円単位で、毎月決められた日の寄付値で株式を買えるだけ買うという仕組みです。

つまり、株式そのものを積み立てていく方法です。株価が安いときは株数の購入が多くなり、株価が高いときは株数の購入が少なくなるため、結果として株価が平均し、ドル・コスト平均法の効果を期待できます。毎月決められた金額での購入なので、売買のタイミングの失敗が少なくできます。

つまり、株の単価が平均化されることによって、難しい売買のタイミングを気にしなくてすみます。また、積み立てている株数が単位株に達した時点で、株主になることができます。「るいとう」は、配当金が再投資に回りますので、長期にわたって続けていくと有利です。もちろん投資資金が少なくてすむという点もメリットでしょう。長期間かけて資産を増やしていきたい人向きの商品といえます。ミニ株同様、取り扱い証券会社が限られていますので、注意してください。