知っておこう!証券会社の口座開設の方法

2016年1月19日

簡単に言うと

  • 口座開設をする際はリスクの説明と投資運用を正しく理解しているかどうか確認される
  • 証券会社の口座は、原則オンラインサービスになっておりホームページ上から手続き可能
  • オンラインで必要事項を送信しすると、後日自宅まで書類一式が届く

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証券会社の口座では何ができるのか?

証券会社は、日常生活で利用する銀行と同じ金融機関であり、株式などの有価証券の取扱いを許可されています。銀行では、主に預金と貸付を行っていますが、こちらでは投資目的の金融商品の販売が中心です。

自分自身で株式を所有する為には、まず証券会社の口座を開設する必要があります。なお、元本保証がされていない金融商品ばかりだから、口座開設においてはリスク説明と、投資運用を正しく理解しているかどうかの確認が実施されます。

証券会社へ口座開設するまでの手順

口座開設するまでの手順は、とても簡単で初心者でも迷わずに完了できます。証券会社の口座は原則的にオンラインサービスになっており、公式ホームページ上から手続き可能です。

その証券会社をはじめて利用される方は、総合口座の開設を行います。各証券会社の公式ホームページには、手続きするページへのリンクが大きく明示してあるので、すぐに分かります。

そして、氏名などの個人情報の入力から、取引ルールを記した約款の閲覧まで、一通りの手続きを済ませるのです。オンラインで必要事項を送信したら、自宅まで書類一式が届けられます。個人情報に間違いがないことを確認したら、書類に署名と捺印をして、本人確認ができる公的な証明書のコピーと一緒に返送しましょう。

ここまできたら、あとは証券会社からログインするIDとパスワードが書かれた郵便物を待つだけです。公的な証明書としては、運転免許証のコピーか、発行から数ヶ月程度の住民票のコピーがよく用いられます。

証券会社によって、本人確認として認められる書類が異なるので、予め調べておくことをお勧めします。本人確認を徹底している為、入力する氏名や住所を公的な証明書の記載と一致させなくてはいけません。

注意点としては、証券会社の口座へ入金する為の銀行口座の登録と、特定口座の選択を挙げられます。証券会社の口座は投資運用目的である為、毎月の給与振込先などには指定できないので注意しましょう。

特定口座の選択は、やはり証券会社の口座特有のもので、この選択によって納税する手間が大きく変わります。選択画面におおまかな説明が記載されているから、よく読んでから決めるべきです。よく分からない方がいましたら、口座開設においては、一番手間がかからない源泉徴収ありの特定口座を選ぶことをお勧めします。

投資家保護の仕組みがあるから安心!

あまり馴染みがない金融機関である証券会社ですが、多種多様な金融商品を扱っているだけに、投資家保護の仕組みを整えています。だから、個人から法人まで、多くの方が証券会社への口座開設を済ませ、投資運用を行っているのです。

証券取引に関する法律では、証券会社に対して、投資家から預かった資金等を分別管理することを義務づけています。分別管理とは、自らの資金と混同せずに管理する形式でして、証券会社が倒産した場合でも、確実に投資家に返還されます。具体的には、株式の証券は専門の振替機関が預かっていると同時に、現金については信託銀行に預けられている仕組みです。

なぜ、ここまで厳密に証券会社で分別管理をしているのかと言うと、倒産時の混乱を避ける為です。会社が倒産した場合、その会社に残された資産が債権者に分配されるけれど、不足分があっても補償されません。でも、日本経済を支えている株式市場が停滞してしまうことは好ましくないので、官公庁が法律に基づいて管理しているのです。

分別管理の他にも、2015年7月時点では、やはり法律によって投資者保護基金への加入が義務づけられています。この投資者保護基金は、証券会社が倒産して、さらに投資家への資金返還が困難になった場合の救済措置です。投資家1人につき1,000万円まで補償されるので、安心して大切な資金を預けられます。投資者保護基金は、証券会社が破綻して返還されない場合の制度であって、購入した株式の値下がりによる損失などを補填するものではありません。

投資運用は自己責任となっているので、口座開設だけではなく、金融商品の購入時においても、電子文書の形でリスク説明が行われています。

自分にとって相性が良い証券会社を選ぼう

インターネットによって証券取引が一般的になり、証券会社が注目されるようになりました。証券会社同士の合併が行われ、資本力のある大手証券会社が複数と、地元密着型の中小がいくつか残っています。

公的な証明書を持っている方であれば、誰でもすぐに口座開設できるので、自分にとって相性が良い証券会社を探してみましょう。オンライン上のフォームから申し込めば、数日程度のやり取りを済ませるだけで、実際に証券取引を始められます。