知って得する!社債とは

2016年1月14日

簡単に言うと

  • 社債とは“企業の借金”のこと
  • 社債を発行する企業は証券会社を通じ社債を発行し直接投資家より資金を募っている
  • 社債には「電力債」「普通社債」「転換社債」など様々なものがある

銀行にお金を預けていても、全然お金が増えない。かといって株式投資をするのは何か怖い。こんな人って意外と多いはず。そんな人にオススメの金融商品があります。それが「社債」です。

銀行の定期預金よりもらえる利息は多いけれど、株の値上がり益や値下がり損もない。こんな「社債」の勉強をして、お得に資産運用しましょう。

【社債ってなに?リスクはないの?】

「社債」株や投資信託に比べるとなんとなく聞いたことのない金融商品ですよね。でも「国債」なら聞いたことがあるのでは?

【国債】
国が発行する“債券”のこと。つまり、国の借金ですね。国債を買うことで、国にお金を貸してあげることになります。その貸してあげたお金に対して決められた利率で利息がもらえることになります。
【社債】
その会社版。企業が発行する“債券”。つまり、会社の借金ですね。社債を購入すると、会社に対してお金を貸したことになります。そして決められた利率の利息を受け取り決められた期間が終われば購入したお金が返ってきます。

株と大きく違うのは「決められた期間が終われば元金が返ってくる」という所です。

株の場合は株価によっては、投資したお金より増えたり減ったりしますよね?これがありません。基本的には元金がそのまま返ってくることになります。この分、株よりも小さなリスクで資産運用できます。

では、社債にはリスクがないのでしょうか?残念ながら投資である以上リスクがないということはありません。

例えば、社債を発行している会社が倒産してしまった時。この場合は社債を買ったお金が返ってこないことがほとんどです。これを「信用リスク」といいます。倒産しなかったとしても、財務内容が悪くなってくると利息がもらえなかったり、元金が全て返ってこないということもあります。社債を発行している会社が安全かどうかを判断する必要がありますね。

この信用リスクを分かりやすく確認するために使われるのが「信用格付け」です。これは、社債を発行している会社の財務内容などから判断され1番安全とされるのが「AAA」。そこから「AA」「A」など下がっていきます。一般的に投資適格とされているのが「BBB」までです。社債に投資する際はこういった格付けを確認するようにしましょう。

そして、購入した社債を途中で換金する場合にも注意が必要です。途中で換金する時は売却することになります。もし、買った時より世の中の金利が上がっていたら?新しく発行される社債の方が金利が高いので魅力的ですよね?そうなると持っている債券の値段が下がってしまっています。

つまり、買った時の金額より安くしか売れないわけです。この場合は元本割れしてしまいますね。もちろん逆に金利が下がっていると利益がでることもあるかもしれません。こういった値動きがあるので社債には「価格変動のリスク」があることも注意してください。社債を買ったら最後まで保有する気持ちでいることが必要かもしれません。

【社債にはどんなものがある?】

社債といっても実は種類はいろいろとあります。

【電力債】
これは、名前のとおり電力会社が発行する社債です。電力会社というのは公共性が高く、倒産する可能性が低いですよね?だから安全な債券として投資する人が多いです。
【普通社債】
決められた期間、決められた利息を受け取ることができます。この普通社債が一般的な社債と言われています。
【転換社債】
これはある価格によってその社債を発行している会社の株式と転換することができる社債です。

株式に転換できることから、普通社債に比べると値動きがあるので途中で売却することで利益が出たり損失が出たりします。

【まとめ】

ご存知のとおり、銀行の定期預金金利は長く低迷しています。

100万円を1年間預けても数百円しか利息がもらえないという、かなりの低金利。ATMの時間外手数料がかかってしまったら、1年分の受取利息があっという間になくなってしまうかもしれません。こういった時だからこそ少しでも利息がもらえるような投資を考えることも必要です。

株式のように大きな値上がり益や株主優待はありません。でも、安定的に資産を増やすことができる。それが社債です。こういった金融商品を取り入れることでリスクのとりづらいお金でも資産運用の幅が広がりそうですね。