知っておこう!株式のチャートの見方、チャート分析の方法

2016年3月16日

簡単に言うと

  • 株のチャートは証券会社のホームページや提供されている専用ツールによって閲覧できる
  • 基本的なチャートは、ローソク足と呼ばれ、一定期間毎の値動きを図形にしている
  • 分析方法としては、昔から信頼されてきた酒田五法が有名である

株式投資ではチャート分析が必要

株式投資では、基本的に売買を繰り返すことで差額を儲けていきます。

そのため、株のチャートを見て現在の株価と、そこまでの値動きを把握するのが基本テクニックです。このチャート分析をマスターしなければ、いつまでたっても丁半博打の域を出ないでしょう。

もちろん、株式投資はそのような当てものではなく、時間をかけて資産を増やしていける方法です。正しいチャートの見方を学ぶことで、はじめて投資家としてデビューできます。(※チャートとは株価の動きを価格と時間を軸にしたグラフのこと)

株式のチャートとは何なのか?

株式のチャートとは何なのか?株のチャートは、証券会社のホームページ、または提供されている専用ツールによって閲覧できます

証券会社のサイトにログインした状態であれば、任意の銘柄の画面にリアルタイムの株価と簡易チャートが表示されるから、おおまかな当日の値動きがすぐに分かります。

でも、それだけでは長期的な値動きを把握しにくい為、プロも使用している専用ツールを愛用している方が多いです。専用ツールでは、高画質のクリアなチャートを大画面で表示できます。豊富な分析ツールを駆使することで、初心者でもプロに近い分析ができるのが、大きなメリットです。

また、1秒を惜しんで注文するデイトレードにおいては、反応が速い専用ツールを使用することが当たり前となっています。基本的なチャートはローソク足と呼ばれるもので一定期間毎の値動きを図形にしています。その期間の始まりから値上がりして終われば陽線、逆に始まりから値下がりした場合は陰線です。多くのチャートの標準設定では、陽線を白、陰線を黒として表示しています。

株価は、売買の状況によって変動する為、平日1日だけでも大きな値動きとなる可能性があります。株式投資による損益は自己責任だから、長期投資でもその日の終値は確認しておくのが常識です。チャートで終値を確認すれば、その日だけではなく、1ヶ月、1年間の中でどういった位置にいるのかを掴めます。

ローソク足のチャートは、ローソクが並んでいる形となっていて日本では長く親しまれてきました。昔は自分で終値を方眼紙に記録して、それをつなげてチャートを自作していたのです。その時代からすればパソコンなどで株のチャートをすぐに見られる環境は、まさに投資家の夢が実現したと言えるでしょう。これだけ恵まれた環境で株式投資を始められる現代は、初心者にとって優しい世界です。

チャートの見方と基本的な分析方法

チャートの見方と基本的な分析方法リスクがある株式投資では、株のチャートの見方だけでは不十分であり、そこから今後の流れを読み取らないといけません。

基本的な分析方法としては、昔から信頼されてきた酒田五法が有名なのですが、あくまでそうなる確率が高い範囲です。想定外の値動きになったら、すぐに損切りをして、それ以上の損失の拡大を防ぐ必要があります。酒田五法の内容は、これから値上がりする可能性が高いチャートのパターンを押さえたテクニックです。

一言で説明すると、直近の株価より高くなってきたら買っておこう、というもので、その具体的なシグナルとしては主に移動平均線が選ばれています。移動平均線とは、チャートに表示できるテクニカル指標の1つで、指定した日数の株価の平均値を線にしたものです。

たとえば、この移動平均線の下からローソク足が上がってきたら、強気の相場と見て、いったん下がった時点で買っておくのが、典型的な事例として挙げられます。完全に値上がりしてから買っていたのでは遅く、それでいて、上がり始めていない段階では早すぎるのが株式投資の難しさです。酒田五法が初心者向けとしてよく紹介されているのは、すぐに理解できるからであり、これまでに豊富な実績があります。

株式投資は、株を所有してから1年間ぐらいかけて値上がりを待つのが王道です。酒田五法によって株式投資をしたからといって、すぐに含み益になるとは限らないので注意しましょう。短期的な値下がりで振り落とされない為にも、しばらく使用する予定がない余剰資金で行うことをお勧めします。

銘柄によっても株のチャートの癖が違っているので、自分にとって相性が良い銘柄だけに限定して売買する方もよく見られます。人それぞれなので、自分なりに投資スタイルを考えてみるのが、上達への近道です。

自分の判断を過信しすぎないように

株の「チャートの見方」と「分析方法」をマスターしても、負ける時には負けます。だから、自分の判断を過信しすぎずに、明らかに安値を下回ってきたら、素直に負けを認めて損切りするべきです。

長期間保有していると、その企業に愛着が湧いてきますが、それでも投資家として冷静に売買の判断をしなければいけません。いかなる時にもチャートは正しい情報を表示していることを忘れずに、譲渡所得などで税金を支払う立場を目指してみましょう。