株式投資実践編!株のチャートの見方を解説

2016年4月15日

簡単に言うと

  • 株式の「売り」と「買い」のタイミングは株価チャートで見る
  • 株価チャートは、ローソク足チャートと呼ばれるものが一般的で、このチャートを見て売買のタイミングを判断する
  • 株価チャートの移動平均線も売買のタイミングをとらえる上で参考になる

株式投資実践編!株のチャートの見方を解説

「売り」と「買い」のタイミングはチャートでみよう

「株価チャート」って、何?

銘柄が決まり、さあ注文ということになりますが、その前にもう一つ。株は買うタイミングをみる必要があります。

株価は変動するもので、どんな優良な企業でも株価が下がるということがあります。株価が下がり気味のタイミングで買う人はいないはず。そこで特に売却益を目的とする場合このタイミングが重要になってきます。

売買のタイミングをみる時に、必ず参考にしたいものが「株価チャート」というものです。これは過去の株価の推移をグラフにしたもので相場のパターンや傾向を分析することができます。株価チャートは「ローソク足チャート」と呼ばれるものが一般的です。

これは、1日・1週間・1カ月といった期間の株価の推移をローソク足で「始値」・「終値」・「安値」・「高値」の四つの値段で表しています。
始値より終値が高く取引が引けたときは、グラフを白(陽線)で表し始値より終値が安く引けたときはグラフを黒(陰線)で表し区別しています。

株価が上昇基調のときにはグラフは白いローソクが多くなり、株価が下落基調のときにはグラフは黒いローソクが多くなります。チャートは少なくても一年くらいの長期トレンドを把握するためにありますが過去の推移は分かっても将来の予想はできません。

つまり、チャートの分析は売買のタイミングを判断する一つの材料に過ぎないということを認識しておいて欲しいと思います。

株価チャートのトレンドに乗る

株価チャートは、細かな株価の上下があるものの長い期間を捉えると大きな流れとして「右肩上がり」になっているものと「右肩下がり」になっているものがあります。
この右肩上がりとか、右肩下がりになっている株価の流れを「トレンド」といいます。

トレンドを見極めて把握することが、売買のタイミングをつかむポイントです!つまり、株式投資で儲けるためには右肩上がりのトレンドに乗ることがとても大事なことなのです。

さらに、株価トレンドには株価の推移の傾きが、ゆるやかなところと急なところがあります。ゆるやかな傾きは勢いが下がり気味、急な傾きは勢いがあるということを表しています。この点も見逃してはいけません。

株価チャートが右肩上がりのトレンド

株価のトレンドが右肩上がりになっていく時は、次のような傾向がみられます。

①上昇した株価がいったん下落した場合に、この下落がどの段階で止まるか、そして以前に下落したときよりも高い水準で再び上昇(下げ止まり上昇)に転じたときに、右肩上がりの上昇トレンドになります。

②①の下げ止まり上昇の後、この上昇が以前につけた高値を超えて上がっていった時、右肩上がりの上昇トレンドになります。

ローソクの形はトレンドの強さ

トレンドの強さの判断は、ローソクの形。ローソクの足には陽線(白)と陰線(黒)があることはすでに書きました。

ローソクの足は、

・ローソクの柱の部分が大きい陽線「大陽線」
・柱の部分が小さくて下ヒゲがついている陽線「下ヒゲ陽線」
・柱の部分が小さくて上ヒゲがついている「上ヒゲ陽線」

があります。

大陽線は、株価が始めから終わりまで大きく上昇したことを表しています。
また、下ヒゲ陽線は株価をいったんは下げたものの、その後、また上昇したことを示し、上ヒゲ陽線は、いったん上昇したが、売りに押されたことを示しています。

なお、上下のヒゲの長さは短いほど「強い」とされています。「陰線」の場合も同様のことがいえます。

ローソクの柱の部分が大きい陰線「大陰線」は株価が始めから終わりまで大きく下落したことを表しています。「下ヒゲ陰線」はいったんは下げたものの、大きく戻したことを示し、「上ヒゲ陰線」はいったんは上昇したものの、その後大きく下げ始値より取引が安く終わったということを示しています。
このように「ローソクの足」の形を読み取ることでトレンドの強さが分かってきます。

株価チャートの移動平均線

移動平均線は、毎日または毎週・毎月の終値の平均を取り、グラフで表したものです。平均を取る期間によって、10日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線などがあります。

平均的数値をとらえることで、株価の変動の傾向がとらえやすくなります。売買のタイミングをとらえる上でとても参考になります。

移動平均線の典型パターン

◆買いパターン
下がってきた移動平均線が横ばいになるか、上向いてくると、株価は移動平均線の上を抜けて、上昇トレンドに。
◆売りパターン
上昇してきた移動平均線が横ばいになるか、下がってきたところで、株価が移動平均線の下に抜けていき、下落トレンドに。

株価チャートの出来高

売買の約定が成立した株数を表しています。
「ローソク足チャート」の下部にある棒グラフの部分です。
一本の棒グラフが一本のローソクを形成する間の出来高を表しています。
棒グラフの棒の部分が長いほど出来高が多く売買が活発だったということです。

株主の利益の最大化は、配当だけで測られたり行われるものではなく、効率的な経営を通して会社の価値を高めることが株主の利益の最大化につながっていきます。